夢と電話。

2004年4月22日
少しは平坦になってるかと思ったのに、起きたら気分は凸凹だった。
朝飯食べて洗濯機を回して9時30分。
依然変化のない心模様、山から谷へと当てのない道をふらつく。

洗濯物を干して、少し派手な色のTシャツを着る。
ため息を1つついてウォークマンの再生ボタン押した後、家を出た。
おばあさんの拵えてくれた空元気を腰に携えて、学校に向かう。

11時に着いた。

3時から5時までのゼミと昼飯の時間を除いて、22時に閉館するまでまで図書館で勉強した。

帰ってきて夕飯食べて日記。今23時30分

今日の夕方、図書館にいるときに母親から電話がかかって着た。
用件を話した後、彼女が昨日観た夢の話を聞いた。

嘘みたいにトントン拍子で希望する先に就職が決まった俺は、無事大学を卒業し、4月から働き始める。
働きはじめてちょうど1ヶ月が経った頃、電話を掛けてきた俺は彼女にこう訊いたらしい。
「初任給出たんだけど、何か食べたいものあるか?」って...

たしかそんな夢だったと思う。

俺が文章にしてもみすぼらしい夢物語にしかならないのが残念だけど、彼女から直接聞いた夢の話はけっこう感動的だった。
夢の話が感動的だったんじゃないかもしれない。
夢の話を聞く間に、母親の気持ちが触れた気がして、少し感情的になってしまったんだと思う。

そんな夢にさえ希望を持たせてしまうほど、彼女を心配させている。

それが嬉しいからなのか悲しいからなのかわからないけど、不意に泣きそうにさせられた俺は、「ホントそうなるといいね...」と言った後、これ以上声を出すと本気で泣きそうだったので「あぁ」とか「じゃ」とか言って、すぐ電話を切った。

なんだか少し、気持ちが均されて元気が出た。

明日からも頑張ろうと思う。

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