人呼んで「デンマークのエレ・ポップ界のローレル&ハーディ」ことジュニア・シニアの『D-D-Don’t Don’t Stop the Beat』は最高にクールなアルバムだ。デンマーク製のものとしては、おもちゃのレゴ以来の快挙と言える。スカンディナヴィアではすでに大人気のジュニア・シニア・サウンドは、ザ・クランプスとB-52’sとワム! を無理やり積み上げたかのような素晴らしさで、筋金入りの皮肉屋もニヤリとしてしまうこと受け合いだ。
本作はそんな彼らのデビュー・アルバムだけに、羽目を外しまくり、あちこちから引用しまくりで、小難しいところは皆無だ。ひたすらに間抜けな魅力と威勢のいい暴れっぷりが何とも憎めない。勘違いもはなはだしいセクハラ・ソング「Chicks and Dicks」は60年代ビーチ風ギターとサーフィン風ハーモニーのノリのよさが魅力。「Move Your Feet」はファットボーイ・スリムが「Club Tropicana」に合わせてストリート・ダンスしちゃったようなサウンド。聴くほどに巧妙で図々しくて超キャッチーな本作は、世界で愛されるデンマーク製アルバムだ。(Paul Tierney, Amazon.com)
とにかく”Move Your Feet”がヤバイです。
業界用語で言うと「バヤイ。」
今日は7時から飲み会。
”テストお疲れ様でした、いやぁ、夏ですね”的に飲む予定。
授業は履修してないので、テストも受けてないけど。
飲み会でいつも言われるままにしていると、2次会・3次会で使われることになる。
1次会・2次会終わりに、アルコールの入った鈍い頭で考えるが、「部屋使っていい?」という問いに対して、大抵、「別にいいや」という考え(答え)しか浮かばない。
だから、なるべく部屋を片付けてから家を出ることにしている。
しかし今日はめんどくさかった。
暑いし、カレー食べたいし、すこし片付いていたけど、掃除することを考えただけでため息が出そうだった。
音楽を聴きつつ、「部屋の掃除をしようか、面倒だなぁ」と思いながらもノソノソと掃除をする。
始めればやる気が出るかと思ったが出ず、「こりゃ、イカン」としばし考える。
ノリノリの音楽にあわせて掃除することにした。
色々聞いていると、たしかに気分がノってきた。
ノってくると、今度は歌いたくなってきたので、歌った。
歌い始めると踊りたくなってきた俺、ダンスとは言えない、気持ち悪い動きでカラダを揺らす、頭を振る。
当初の目的を忘れ、掃除そっちのけの脳みそ。
「お、こんな時はジュニアシニアだ。」と、
思い出したように”Move Your Feet”を流す。
もうワケわからん状態で、ノリノリが最高潮に達した俺。
「うわぁ〜、楽しー。よ〜し、掃除だー!」と思い立ち、まず1週間前から床に転がっているペプシコーラのペットボトルを片づけようとする。
1.5リットルのペットボトルには半分以上のコーラが残っていて、完全にアホな頭になっていた俺は、なぜか「気が抜けてるから大丈夫...」と考え、それを思いっきり振ってしまった。
まったく、「大丈夫...」じゃなかった。
台所でコーラの栓を開けると、ボトルの中で一気に泡立ち、勢いよくコーラが噴出。
飛沫の勢いはハンパじゃなくて、床はもちろん3メートル離れた内戸や玄関さきのスタンスミスにまで、コーラが飛び散っていた。
当然、俺と台所はコーラまみれ。
コーラくさい部屋に唖然とする台所と俺がポツリ。
曲がきりかわる。
ナイスなタイミングで”Chicks And Dicks”でかかって、自分のアホさに笑えてきた。
半笑い→爆笑へ
「ひひひ、コレで掃除しなくちゃいけない状態になったな。」と思い、雑巾がけをした。
雑巾がけは楽しかった。
itunesのセットリストにコカコーラを付け加えた。
撒いたのがペプシだったことを忘れてた。
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