パワフルでスピーディなサウンドに、ハイテンションな手拍子がフィットした、電車が大好きというヴォーカルの岸田繁が、地元を走る京阪電鉄の車窓風景や、街への思いを歌ったバラード、音響派の代名詞、Jim O’Rourkeとのコラボレーションで作り上げたテクノ感覚のインストゥルメンタルなど、3人組バンドの枠にこだわらず、多彩なアプローチと、ライヴバンドらしいアグレッシヴな演奏を披露する、くるりのセカンドアルバム。(武村貴世子)
今日は部屋を片付けた。外を出ると、青くて気持ちよかった
いい気分で自転車に乗って大学に向かう、、、はずだったが途中であることに気づいた。
家にサイフが無かったことだ。
昨日大学に行ったときに家に忘れてきたと思ったオレサイフは、今日きれいにした部屋のどこにも見当たらなかった。
一度帰って探して、大学に行ってロッカー見て、また帰って探して焦る。
「マジですかい。」の後に続く事実確認、「うぎゃー、サイフ、失くしたー!」を計3セット。
部屋に空しく響いて、余韻を残した。
えまーじぇんしー、えまーじぇんしー、えまーじぇん...
とりあえずどうしたらいいのかわからなかったので、オカンに連絡。
コール音が5回鳴るあいだに、さらに情けなくなった。
今年で22歳、サイフ落としてどうしたら良いかわからず、母親に連絡。
今13時少し前、お金が無いので、この前カレーをおごってくれると言っていた友達にカレーをごちそうになることにした。
たぶん俺は、サイフを落とした話をするだろう。
どうして不幸な目にあうと人に話したくなるのか。
あれから2時間、すでに3人に話した。
こんな気分は、春一番にのって消えてゆけばいいのに。
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