オルガ

2004年9月15日 音楽
元々はインディーズからの発売を目論んで制作されたという,実に生々しくエモーショナルな作品。『オディレイ』で時代の先頭に躍り出た彼が自室に引きこもった{素}の姿が真空パックされたかのような,あくまでパーソナルで{歌モノ}な一枚。★


ベックの声は苦手だったはずなのに、いつのまにか好きになっていた。今日、この作品を聴いていて、むしろカッコイイ声だと思った。「聞けよ、ハゲ」みたいな図々しさがなくて良い。

今日は英語の授業があった。

先週からか先々週からかは忘れたが、最近、素晴らしく威圧的な格好をした学生が同じ英語の授業を受けている。
彼は夏休みの間に、見事にイメチェンを果たした。
2学期に入って初めて見た時、一瞬、時間が止まったかと思った。
実際にそんなことはありえないが、それぐらい衝撃的なスピードで目に焼きつく姿を、彼はしていた。

中学の歴史の教科書に出てくるチンギス・ハンそっくりの顔にサングラス、頭はスキンヘッドに白タオル、そしてカラダ全体から危険信号。神々しすぎて、近寄りがたい。
「コイツは近寄っちゃいかんヤツだ。」というのは馬鹿な小学生でもわかるんじゃないだろうか。

おそらく、あぶない刑事(デカ)以上に危ない。

別にくさいわけじゃないのに、近くによると口で息したくなるのはなぜだろう。
あぁ、なんだか悲しくなってきた。俺はなぜ彼の悪口を書いてるのか。

彼の友達はよっぽど無関心か、よっぽど寛容なヤツなんじゃないだろうか。
もしかしたら、ボケにしては完成度が高すぎるあの格好に、友達もなかなかツッコめないのかもしれない。

英語の後、友達と5人で他のキャンパスの学食に行き、昼食を食べた。弁当を買って、5人一列で芝生の上に座って食べた。
約3年半も在籍しているにもかかわらず、ほかのキャンパスに行って、昼食を食べるのは初めてだった。とにかく、人の多さにびっくりした。初めて東京見物に来た田舎者みたいな気分だった。

大学に戻った後は、ストップウォッチを交換しに行った。
戻ってからは卒研をすすめた。

20時。実習室を使おうと思ったが、パスワードを忘れていることに気づいた。管理センターに行ったが、受付時間をとっくに過ぎていた。

しかし、ちょうど部屋の外で作業をしていた係りの人が、「どうしたんだい?」と声をかけてくれた。

説明すると、時間を過ぎているのに、対応してくれた。

管理センターにいる人はみんな無愛想で、怖い人ばかりだと思い込んでいたので、「意外といい人もいるんだなぁ」と思った。

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