『Waltz For Debby』
2004年10月31日 音楽Amazon.co.jp
スコット・ラファロ(B)とポール・モチアン(Dr)を擁するビル・エヴァンス・トリオは、ライヴ活動を通じて互いの音楽的信頼感を高めてきた。結成後1年半たった61年6月25日、ニューヨークの名門ジャズクラブ「ヴィレッジ・ヴァンガード」に出演し、歴史的ライヴ録音を行った。
スタジオ録音にはないスリリングな名演となったが、この10日後スコット・ラファロが他界。本トリオの正式なライヴ録音は、ラファロ追悼盤の『サンディ・アット・ザ・ヴィレッジ・ヴァンガード』と本盤のみ。それでも本盤が、すべてのジャズアルバムのなかで、ソニー・ロリンズの『サキソフォン・コロッサス』と並んで最高の人気盤であるのは、内容がすばらしいからである。 オープニングのバラード『マイ・フーリッシュ・ハート』は果てしなく美しい。タイトル曲『ワルツ・フォー・デビー』は、エヴァンスの兄娘デビイのために書かれたワルツだ。生涯を通じて何度も演奏される曲だが、ここでの演奏が最高。(高木宏真)
ジャズの良さは、まだよくわかってません。
わかりたいけれど...
この作品を聴いてる時は、だいたい感傷的だったりします。
跳ねた調子の曲もあるのに、不思議だなぁ、と。
最近、毎日のように聴いてます
聴くから沈むのか、沈んでいるから聴くのか、どちらが先なのか。
ただ、夜になると聴きたくなってしまいます
そういう時の欲求は、飢餓感に近いんじゃないかと思います。
た
夕方から始まる一日、起きがけから気が重く、何もやる気がしなかった。
とりあえず、音楽を聴いて鼓舞、続けて掃除、だらだらと。
6時、友達2人来て、ドラマを見た。
明日の放送が楽しみだ。
その後は、メシを食べに行って解散。
9時から12時まで、なんとなく調べ物をしながら、将来について考えてしまった。
現実机の上の未来ドリルは、予想以上に分厚かった。
膝の上でパラパラ、いくらめくっても白紙。
問題文も見えないという、その見通しの悪さに、俺は妙な徒労感を感じ、意思を被っていた理想や幻想はぺりぺりと音を立てて剥がれていくような気がした。
理想や幻想を剥がされた意思は、目も当てられないほどに貧相な体をしていて、慌てた俺は彼の胸をマジックペンで修正し、ケンシロウ張りのゴツゴツボディに仕上げてやった。
そして気づいてないふり。
すこし歪んだ線にも、気づかないふり。
とりあえず、体作りの前に服を買うお金を貯めて上げよう。
0時半、友達から電話が来た。
ハロウィンパーティをやっているので、来ないかね?という誘い。
その子は、とても優しくて、気が利く。
「優しい」とか「気が利く」という言葉が含む程度を、さらに上げなくては表現できないほどに...って話をこの前、同じゼミの人と話した。
ハロウィンな集いには俺の好きな子がいて、それで彼女は俺を呼んでくれたらしい。
感謝感謝。
部屋には10人くらいの人が集まっていて、テーブルの上にはカラフルなお菓子がたくさんあった。
あまり話したことのない人が多かったので、いつにも益して、場のやりとりを眺めてる時間が多かったけど、なかなか良かった。
自意識過剰になり、直視できない自分に一人「なんでやねん」とベタなツッコミを一人で入れながら、2時間ほど過ごした。
終わり際、さっきの友達にされるがままに、頭に小さな黒い角をつけられた。
「お、いい!いいね〜、よし。じゃ、○○ちゃん(好きな子)、赤いのつけて一緒に写真撮ろう。
照れつつも、内心かなり嬉しかったのだが、同時に室内には「え、なんで?」という空気が漂ってしまった。
たしかに、少し考えるとそこで「じゃ」というのは不自然な話だと思う。
(いや、俺とその友達の文脈の中では、意味は通じるんだけどね...)
すべてお膳立てされツーショット写真を撮られた俺。
その空気と状況に、自分を情けなく思い、自尊心が磨り減っていく気がした。
しかし、背に腹は変えられない。
友達に笑顔で「じゃあ、現像したら渡すよ」と言われた時、俺はもちろん「うん。頼みます」と返事した。
自尊心よりも写真、ああ、かっこ悪すぎ。
隠れファンが、友達からモーニング娘のビデオをこっそり借りる時、きっとこんな気持ちになるんじゃないだろうか。
現在5時。バイトに寝坊しないように床で寝ようと思う。
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