マユゲ

2004年11月7日
13時、今日2度目の目覚め、3度目になる前にベッドから離脱。
午前中、ベッドは僕を離してはくれなかった。

僕には彼に対する愛はなく、7時から13時までの間、睡眠を介した毛布との関係だけが、僕の脳みそと身体を支配していた。

掃除、相撲、納豆ごはん、それからバイト。

21時に終わり、22時にゼミ室へ。

途中、おつかいを頼まれたので、ついでに自分の分も弁当を買った。

22時から28時まで、同じゼミ生の人と作家や映画について喋りつつ、相撲を。少しおしゃべりしすぎた。
2時に帰ろうとしたところを引き止めてしまったのも悪かったと思う。
ちょっと、悪いことをしたかもしれない

疲れた。

さっき帰ってきた、外は朝だった。
構内のテニスコートの手前の道を走り抜ける時に、犬と目が合った。3メートルぐらい漕いだところで犬の顔を回想、頭に浮かんだ犬の顔はとても不自然だった。

少し戻り再確認。約30秒、見つめあうタロウ(仮名)と俺。
タロウは目元が本当に気持ち悪かった。彼は、犬であるにもかかわらずなんだか無駄に男前であった。

よく見ると、彼の顔にはマユゲが落書きされていた。

彼の浪漫フェイスは、そのマユゲによる演出のせいらしい。
茶色い毛並みによく映える黒さ。マユゲは、かるく曲がっていた。

拝啓、マユゲ作者さま。
せめて左右対称にしてやってださい。

そんなこんなで、同情の眼差しを彼に向けつつ、しばしタロウを見守る俺、そして普通に吠えられる俺。

1分後、追いかけてきたタロウに恐れをなした俺は、全速力で立ち漕ぎをしていた。

「同情するなら消してくれ。」
そんな彼の精一杯の咆哮に、僕は心の中で答えた。

「いや無理。油性っぽいし」

そう、僕はマユゲのない犬が好きだ。うん、そんなこんなで7時。

追記
昨日の日記は最悪。
読んでて疲れる。

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