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芥川賞作家としてはじめて名を成したかに見える町田康=町田町蔵、1981年のこのINU唯一のアルバム以来、実はその根本は不変だ。この作品はいわゆる“パンク”じゃない。ジョニー・ロットンの痙攣(けいれん)歌唱にこそ影響は受けている。しかし、この段階でINUは、欧米のニューウェイヴ勢より高度なテクニックとポップですらある楽曲で、ロック文脈として明文化される以前のごくパーソナル(=普遍的ということだが)な覚醒した諦観や混沌を描き切る。逆さに振っても血の一滴すら出ないほどの容赦なさで。また町田の存在感に隠れがちだが、ギター北田昌宏のジャンルを越境した演奏や構成力は、その後の80年代のP.I.Lやトーキング・ヘッズ、もっと言えばテクノにすら先んじている。(石角友香)
聞きながら連想したのはPILとストラングラーズ。
上のレビューにも書いてあるけど、81年であんな曲を作った北田昌宏という人は、すごいと思う。
この人が作曲を担当している曲は、音がとてもカッコ良かった
町田町蔵の声や歌い方は、期待していたよりもグッと来なくて、ちょっとガッカリした。
小説やエッセイを読んでいて、情感を感じさせない歌い方してる人なのかなぁと、勝手に思い込んでいたから。
まだ1度しか聞いてないので、もうちょい聴いてみようと思う。
11時、目覚ましの音が鳴る前に起床、インターホンの音がしたが、眠いのでシカト。
12時15分まで、昨日の夕方見そびれたドラマをビデオで見直す。
いいとも、パスタ、シャワー。支度中、ピンポンが鳴って、宅配便かと思ってドアを開けると、そこには茶色く染めた長髪の青年が立っていた。
「最近、空き巣が出回っていること」、「今なら、2月まで無料でサービスが利用できる防犯装置を取り付けることが出来ること」、「ただ2月からは、一日ごとに105円の費用がかかる事」という話を聞いた後、断った。
警備会社の制服に、ネームプレートも着けていたのだけれど、清潔感がなくて、まともに働いてる雰囲気が全然なかった。
警備会社よりも、工事現場で交通整理してそうな感じ。
面白い会話を交わしてるわけでもなく、何がおかしいのかずっとへらへらしていて、「よくわからん」と思った。
え、俺なんかおかしい?
家を出て出発。
交差点2個分、チャリ漕ぎつつ『Electoric Warrior』、気分がよくなる。途中、忘れ物に気づきUターン、そんでもって再度出発。
13時57分、病院前に到着。
ドアにぶら下がるプレートを見て、昼休みだということに気づく。3時までイスに座って読書。
診察を受けて、買い物をした後、帰宅。
ごはんを食べて、CDを聴いて寝て、目が覚めて21時。
友達からメールが来て、なにやら訪問されそうになったので、軽く片付けていると、ピンポンがなった。
開けると、同じ階に住む子だった。
「大学4年生君、表札に書かれてる文字って、前々から書いてあった?」
「いや、文字?わからんけど...」
ちょっと見ると、マジックで文字が書いてあった。
話を聞くと、その子の家にも、おかしな警備会社の男が来たらしく、気づくと変な落書きがあったとのこと。
訪問販売のマーキングかもしれないけど、もしかしたら空き巣と繋がってるかもしれないし、気をつけたほうがいいよ。とかそんな感じで教えてくれた。
しかも落書きを消してくれるというので、よろしくお願いした。
印には、全然気づいてなかった。
空き巣と繋がっていたら、怖いよなぁ。
でも取られて困るものはない。というか、取られると困るものもあるけど、なくても生活できるものしか、部屋にはない。
あ、CDや本を持っていかれると困る。
あと、電化製品とか。
そりゃないか。とにかく物騒な話だなぁ...
とか考えつつ、ぼーっとしながらドラマを見た。
今聴いてたけど、INU、いいかも。
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