ジョンの魂

2004年12月10日 音楽
Amazon.co.jp
長い歳月を経た今、この『Plastic Ono Band』(邦題『ジョンの魂』)がリリース当時に巻き起こした衝撃を思い浮かべることはいささか難しくなった。確かに本作は、ジョンがビートルズ解散後に発表した初のソロ・アルバムだけあって、現在でもすべてのロック・ファンのマスト・アイテムだ。
しかし、この数十年間にパンク、メタル、グランジを経験した我々は、「Mother(マザー)」や「Isolation(孤独)」や「I Found Out(悟り)」に赤裸々な絶望の叫びを感じ取るだけの耳の感度を失ってしまった。さらに、「God(ゴッド)」でひときわ熱く歌われる「I don’t believe in Beatles(僕はビートルズなんか認めない)」という文句も、ビートルズ解散当時のようには響かない。あの頃はこの一節にドキリとさせられたものだった。とはいえ、本作が今なお感動の名作であり続けているのは、ひとえにジョンの曲づくりのうまさゆえだろう。(Dan Epstein, Amazon.co.uk)



神は苦悩をはかる観念でしかない...だってさ。

このアルバムは暗いけれど、大好きです。
何度も聞いたけれど、それでも一月に2・3回くらいは聞いているかもしれません。
神とか孤独とか自意識とか、普遍的なテーマを歌った曲が入っていて、それがリアルに届くのだけれど、あくまでポップミュージックを離れていないところが、このアルバムのいいところなんじゃないかと思います。

I Just Believe In Me
Yoko and Me
That’s realityって歌うところが好きです。

自然と、目が覚めた。よく寝たような気がして、携帯電話を確認すると7時だった。
とくに眠くはなかったけれど、まだ足りないと思って、また寝た。
11時に起きた後、おにぎりを食べて、友達とバイトに行った。

昨日は第4章の提出日だった。火曜日から木曜日までの3日間、ほとんどの時間を大学で過ごした。その間、1階のロビーにあるソファや友達のゼミ室にあるソファ、休憩室にある青いソファで不規則に仮眠をとったくらいで、ほとんど寝ていないような気がする。
楽しくて、とても充実していたような気もするけれど、いつも以上に周りのことに無反応になるくらいに、とにかく疲れてた。

だいぶ前、オノヨーコがテレビのインタビューでこんなことを言っていた。
「”Give & Take”じゃないんです、”Take”はいらない、"Give"だけでいいんです」
「私たちはいつも、もらおうとしなくてもいろんなものをもらって生きています。だから、、もうもらうことは考えなくていい。自分が何を与えられるかを考えるべきだと思います」とかそんな感じのこと。

ここ最近、もらいっぱなしだった。

暖かいお茶やお菓子をもらい、寝床をを世話され、毛布を掛けられ、おつかいを頼み、わからないところを聞き、お箸をもらい、励ましをもらい、雑炊をごちそうになり、バナナやキューイをもらい、歯磨き粉を借りた。
僕のほうはというと、グミを一粒、二粒あげたくらいで。自分が汚した御椀も片付けずに、のうのうと卒業研究を進め、締め切り直前まで自己満足を追及した挙句、飲み会の準備もほとんど手伝わなかった。
その間に僕は、好きなだけ泣き言を吐き、しかめっ面がうまくなった。
今日のサークルでは、かるく「疲れたなぁ」って顔をしていただけなのに、試合中に「だいじょうぶ?」なんて聞かれるくらい、つらい時につらい顔をするのが上手になった。

基本的に図々しくて自分本位な人間なので、何をもらっても、「ありがとう。うれしいなぁ」で終わることが多い。感謝はするけれど、何かお返しをしなくちゃなぁって思うことはあんまりない。
でも、昨日一昨日で、彼女の言葉(彼女も誰かの言葉の引用かもしれないけれど)を実感した。いつも、もらいっぱなしだ。

そんでもって僕は、何も与えようとしてない。誰にも。

偽善かもしれないけれど、自分が何を与えられるのか考えるべきだと思う。

17時ごろ、第4章が完成した、いいものが書けたとは思わないけれど、納得いくくらいは頑張ったと思う。あ、それじゃだめか...いや、とにかく、終わってよかった。
苦労した分、第4章は思い出深い章になったような気がする
飲み会終わりの楽しくて騒やかな余韻の中、酩酊状態でぼんやりとした達成感と戯れながら、帰ったら好きなだけ眠れることを考えて、とても幸せな気分になった。帰り道、同じ方向に自転車を漕いでいる友達に「いやー、マジ幸せだー」とか言って、苦笑を巻き起こすくらいに。

バイトが終わって書いた日記が、完成間近で消えて、ため息を出た。
19時、サークルに行った。

バスケ、疲れた。途中、新部長がタバコを吸っていて誰も試合を仕切ろうとしなかったので、嫌々ながら審判をした。
「おいおい、やりたくねー、疲れた。なんで俺が」てな具合に、考えている自分に気づいた。先輩とか後輩とか関係ないと自分が思ってると思い込んでいたけれど、どこかに先輩顔したいところがあるらしい。

つーか、俺、人間小さいなぁ...んー、与えることを考えるのは、末っ子には難しいね。

道のりは険しいらしい。とりあえずは頭の片隅において置けるようにしよう。

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