内容(「CDジャーナル」データベースより)
フィードバック武装による血管硬直現象。その衝撃がいかんなく発揮された2nd,3rdシングルの??。この悶絶の極みに続いて4th?ではメロディー・メイカーとしての才能も披露。この複合ワザが85年リリースの1st。最も大衆のイメージに近い作品。
昨日見た映画に”Just Like Honey”が使われていて、自分の棚にこのCDがあることを思い出した。それほど好きじゃなかったので、ずっと聴いてなかった。
けれど、聴きたくなって、聴いた。
今日だけで、10回以上聞いたと思う。
外の音が聞こえないくらい、音量を上げて自転車を漕いだり、研究室の中でみんなの会話が聞こえないくらい音量を上げて、卒研をしたり。
自分の中で好きな曲が1曲増えて、しかも、それが今まで良さがわからなかった曲だとしたら、それは、かなり幸せな出来事だと思う。
「ポップミュージックの本質は、君がウォークマンの音量を上げたときにある。」ってようなことを、昔、片岡さんか誰かが言ってて、僕もそうだと思いました。
気を抜くと、多幸症気味になる。
7時に起きた、大学にいって、卒研をして、外に出たくなったので水田さんと清田さんと一緒に、コンビニに行くことにした。
外は、天気がよくて、歩いていてとても気持ちが良かった。
それだけで幸せな気分だった。
僕らが出たのは、10時45分すぎだったと思う。
途中、コンビ二ではなく、どこかに食べに行きたいねという話になり、サンクスを通り過ぎて、インドカレーのお店に行くことにした。
正月だし、11時という微妙な時間だったので、店が開いてるかどうかわからなかったけれど、歩きたかったし、3人とも「もしも開いてなければ残念だけれど、それでもいいや」という感じだったと思う。
10時57分に、店の前までたどり着いた。
店のドアの横の小さな看板には
"Every Day Open"
”Lunch-Time Open 11:00-15:00”
というようなことが書いてあって、もしかしたら開くんじゃね?という話をしていると、インド人の店員の人が出てきて、おもむろにドアの看板を裏返した。
「お、ついてるね。」とか言いながら、3人で店の中に入った。
やっぱインドの人は、お正月に関係なく、新年をすごすんだろうか。
久しぶりに行った、そのお店の内装は、以前に来たときと変っていた。前は、入って左側の半分を埋めるすし屋のカウンターのようなスペースにキッチンがあって、そのおかげで店が狭くなっている感じがしたけれど、今回はそのすし屋のカウンターのようなところが取っ払われていて、空けられたスペースには、イスやテーブルが並べられていた。
清田さんは野菜カレー、水田さんはチキンカレー、僕はキーマカレーをそれぞれ注文した。
すこし食べさせてもらったけれど、どのカレーもやっぱり、とてもおいしかった。あと、ナンがおいしかった。
カレー屋を出て、3人とも幸せな気分になる。
外は陽射しが暖かくて、ぽかぽかしていた。
もしいやなことがあったら、晴れた日に、外を歩いて、何かおいしいものを食べに行くといいと思う。
大抵のことは、どうでもよくなるんじゃないだろうか。
研究室に戻るのは少し苦痛だった。エレベータを使わず、階段を上ったり、意味もなく2階のフロアを歩いたりして、なるべく遠回りをしながら、戻った。
そこからは、9時ごろまで研究。第5章が終わらず苦戦。
9時少し過ぎに、さえない自分に卑屈な気分になる。
最悪だった。
日記に書くのも恥ずかしいくらいにどうでもいい事と、そのことに対して無関係になろうとして無力感に沈もうとしている自分を自己嫌悪、思いっきり凹む。
しかも、その事をメチャメチャ誰かに話したくなり、その場にいた清田さんに、言いたいことも整理しないでウジウジと話してしまった。
なんだか、さらに卑屈な気分になった。
「何をしたいんだ、俺は。」と、「あぁ、俺、マジで味噌っかす青年だ。」と。
しかし、帰宅直前に先輩からメールをもらい、すこし回復する。
家に帰って、友達からメールをもらい、すこし回復する。
寝て、起きて、風呂に入って、朝ごはんを食べると、前日悩んでいたことがとてもアホらしくなった。
でも、今度落語を見ようと思う。
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