伝説のラーメン

2005年2月27日
昨日の日記が恥ずかしい。一日経って、気分一新。

明日は2月28日。歩くのはやめた。
これからは走ることにする。コケたら痛いくらいに本気で。

脱力感は忘れずに。

追記
今日はバイトだった。夕方、バイトが終わってコマダ君と帰る途中、「新しくなったデパートに行ってみよう」という話になった。特に用事もないし、暇だった。欲しいものもないのに、新装開店すぐのデパートに行くのは、なんだか恥ずかしい気がしたけれど、面白そうなので行くことにした。

入り口近くのオサレカフェは、もちろん全面ガラス張り。オサレなピープルたちが、オサレティーやらオサレコーヒーやらを前かがみになってすすっていた。

僕らはオサレ圧力に圧倒され、自然とゆっくり歩きになってた。それはもう、上京した地方人が都会の町を歩くみたいに。

侵入。

オサレデパートにはたくさんの人がいた。オサレ空間にはオサレな紳士淑女が集まり、どの階も新しい建物とオサレの臭いがした。エスカレータ前のスペースに置かれたオサレソファでは、ジャージやら何やらを着たオサレボーイやオサレガールが自分ちのようにくつろいで、オサレコミックを読んでいた。少しホッとする。
オサレキッズたちがオサレコミックに夢中になってる間に、きっとオサレマミーやオサレパピーたちはどこかで買い物をしてるんだろうなぁ、と思った。

5階で働いていた一年生のシモダ君に挨拶をしたあと、エスカレーターで1階ずつ降りた。そこで、ナカタさんが話していたラーメン屋の話を思い出した。

ナカタさんは、同じゼミの子で料亭でアルバイトをしている。彼女はそこで、料亭の人たちが絶賛するラーメン屋の話を聞いたらしい。

舌には自信があるであろう料理人たちにも勧められたにもかかわらず、ナカタさんは、その話が信じられなかった。それは、その店がラーメン屋ではなく、デパートの一階にあり”たこ焼き”や”フライドポテト”を置いてる「ピノキオ(仮名)」というファーストフード店だったから。

騙されたと思って行ってみなよ、と言われて行ったナカタさんを待ってたのは、とても美味しいラーメンだったという。

そんなわけでその事をコマダ君に話して、「腹も減ってるし食べてみようぜ」ということになった。しかし店の前に来て、躊躇する。店構えからして、おいしいラーメンを出すとは思えなかった。けれど、騙されてみることにした。

新装開店のデパート、家族連れの多いファーストフード店でラーメンを食べるのは、なんだか恥ずかしかった。

注文すると番号を書かれたレシートを渡され、「番号が呼ばれるまでお待ちください」と言われる。しばらくすると番号が呼ばれたので、ラーメンを受け取りに行った。

見た目は普通のラーメンだった。淡い期待を抱きつつ、食らう。

見た目どおり、普通の味がした。

さらに追記
その後、シモダから連絡があって途中まで3人で帰った。

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